見積にない追加整備を勧められたときの確認の順番(質問の例つき)

承諾の前に確かめる5つの順番と、依頼先への質問の例です。

整備工場で点検中の乗用車

点検の結果、追加で勧められた整備を確認する順番と質問の例

概算見積書を受け取ったあと、点検で見つかったとして見積にない整備を勧められたときに、承諾の前に確かめる順番の例です。整備が必要かどうかは、このページでは判定しません。

  1. 法定費用か、依頼先が設定する整備の行かを分ける。追加の行が検査手数料・重量税・自賠責保険料ではなく整備の作業と部品の行であることを、費目チェックリストで確かめます。
    質問の例:「この行は、整備技術料と部品、油脂代のどちらに当たりますか。」
  2. 点検の項目の結果か、別に頼んだ整備かを分ける。点検の項目は定期点検の項目一覧に、交換が点検の項目に含まれるかはブレーキフルード・エンジンオイル・冷却水・ファンベルト・ワイパー・バッテリーに条文で仕分けています。
    質問の例:「どの点検の項目で、どんな状態だったのですか。」
  3. 点検整備記録簿の記載を確かめる。点検整備記録簿は、点検や整備のたびに記載するものとされています(点検整備記録簿の記載事項・保存期間・車検での提示)。交換・修理・調整などの意味は見積書の作業の言葉に、結果欄の記号と見積の行の突き合わせは点検結果の記号と見積書の行の対応にあります。
    質問の例:「記録簿には、交換と調整のどちらで記載されますか。」
  4. 見積の変更を書面で確かめる。国土交通省の指導要領は、概算見積りの交付後に見積金額が変わる整備の必要性が見つかった場合、あらかじめ依頼者の了解がある場合を除き、原則として追加整備の内容と変更後の概算見積りを連絡し、承諾を得てから作業を行うものとしています。業者は、承諾年月日・整備の内容・変更後の金額を控えに記載または記録します。
    質問の例:「変更後の見積の金額と、承諾の記録の残し方を教えてください。」
  5. 今回行うか、後日に回すかを聞く。
    質問の例:「今回の車検では行わず、後日にする選択はできますか。その場合、車検に影響しますか。」
聞く質問なぜ聞くか見積のどの行に対応するか
「この行は、整備技術料と部品、油脂代のどちらに当たりますか。」追加の行が法定費用ではなく、整備の作業と部品の行であることを分けるため整備技術料、部品、油脂代の行(検査手数料・重量税・自賠責保険料の行ではない)
「どの点検の項目で、どんな状態だったのですか。」点検の項目の結果か、別に頼んだ整備かを分けるため点検の結果として追加された整備の行
「記録簿には、交換と調整のどちらで記載されますか。」点検整備記録簿は、点検や整備のたびに記載するものとされているため交換・調整など、作業の言葉が書かれた行
「変更後の見積の金額と、承諾の記録の残し方を教えてください。」追加整備の内容と変更後の概算見積りの連絡、承諾を得てから作業を行うとされているため変更後の見積書の追加分の行と合計
「今回の車検では行わず、後日にする選択はできますか。その場合、車検に影響しますか。」今回行うか後日に回すかは、車の状態によるため、依頼先に直接確かめる今回の見積から外す行

追加整備を断れるか、断った場合に車検が通るかは、車の状態によるため、このサイトでは判定できません。承諾前の確認のまとまりはよくある質問にもあります。追加の見積に「ショートパーツ」「消耗品一式」のような部品・材料の行が含まれるときは、ショートパーツ・消耗品一式の確認項目で、何が含まれるかを聞く項目を確かめられます。

ドライブレコーダー・ホイールなど依頼した後付けの行は、後付け用品の見積の行の見方にあります。

電話やWebの概算から書面の見積書で追加整備の行が増えたときは、概算と書面の見積書の違いで差の出方を確かめられます。

ヘッドライト・ウインカーなどの灯火類の行は灯火類の提案と見積の行の仕分け、傷・凹み・塗装の行は外装補修の提案と車検の合否の仕分けで整理しています。

フロントガラスのひびや飛び石の補修・交換の行は、フロントガラスのひびと車検見積の行の仕分けで整理しています。

近く車を手放す予定があるときの整備の行の見送りの聞き方は、手放す予定があるときの見積の仕分けで整理しています。

よくある質問

Q. 見積にない追加整備を勧められたとき、承諾の前に何を確認しますか。

追加の行が法定費用ではなく整備の作業と部品の行であること、点検のどの項目の結果として勧められたのか、点検整備記録簿にどう記載されるか、変更後の見積の金額と承諾の記録の残し方、今回行うか後日に回すか、の順に確かめます。整備が必要かどうかは、このサイトでは判定しません。

Q. 見積のあとで整備の内容が増えるとき、どのような手順になりますか。

国土交通省の指導要領は、概算見積りの交付後に見積金額が変わる整備の必要性が見つかった場合、あらかじめ依頼者の了解がある場合を除き、原則として追加整備の内容と変更後の概算見積りを連絡し、承諾を得てから作業を行うものとしています。業者は、承諾年月日・整備の内容・変更後の金額を控えに記載または記録します。

Q. 追加整備を断れるか、断ると車検が通らなくなるかは、このサイトで分かりますか。

分かりません。追加整備を断れるか、断った場合に車検が通るかは、車の状態によるため、このサイトでは判定していません。「今回の車検では行わず、後日にする選択はできますか。その場合、車検に影響しますか。」のように、依頼先に直接確かめてください。

このページでできること・できないこと

示しているのは、確認の順番と質問の例です。整備の要否や料金の妥当性は判定せず、特定の整備工場を勧めることもしません。12ヶ月点検の見積書での読み方は12ヶ月点検の見積チェックにあります。

出典(確認日2026-10-07):

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駆動系オイルの交換はATF・CVTフルード・ミッションオイル・デフオイルの交換が車検見積のどの行に出るか(定期点検基準との対応)に、添加剤・洗浄・カーボン除去は燃料添加剤・エンジンフラッシング・カーボン除去が車検見積のどの行に出るか(法定点検との関係)に、請求書との突き合わせは車検の見積書と請求書で金額が違うときの行ごとの突き合わせ方(追加整備の承諾・預り法定費用・値引き)にあります。

このサイトは、車検の見積に関する一般的な情報を提供するものであり、個別の車の点検整備の要否を判定・保証するものではありません。実際の扱いは整備工場と国土交通省の案内でご確認ください。