車検後の引取りで、新しい車検証・点検整備記録簿・領収書を見積書の行と照らす手順

引取りの場で受け取る書類を、見積書のどの行と照らすかを整理します。整備の要否や金額の妥当性は判定しません。

受け取るものは5つ。書類ごとに、見積書のどの行と照らすかが決まっている

引取りの場では、受け取った書類を1つずつ、見積書の行に戻して確かめます。見積書の行から請求書を見る方法は見積書と請求書で金額が違うときの行ごとの突き合わせ方にあります。このページは反対に、受け取った書類の側から、見積書のどの行を見るかを整理します。

受け取るもの確かめること照らす見積書の行
自動車検査証(車検証)新しい有効期間が記録されているか。紙の車検証の場合は券面で、電子車検証は券面に有効期間が載らないため、ICタグを読む車検証閲覧アプリなどで確かめる(用語集の電子車検証)見積書の車両情報欄(車名・車台番号・初度登録年月)。読み方は車両情報欄の読み方
検査標章(車検ステッカー)標章の年月が、車検証の有効期間の満了する時期と合っているか。標章の有効期間は、交付のときの車検証の有効期間と同じと法で定められている(道路運送車両法第66条第3・4項)。貼り方は検査標章の貼り方・有効期間見積書の「次回車検日」「有効期間」の欄
点検整備記録簿点検の年月日・点検の結果・整備の概要・整備を完了した年月日が記載されているか(同法第49条第1項)。継続検査では記録簿を提示する決まりがある(施行規則第39条)。記載のしかたは点検整備記録簿の記載事項見積書の点検・整備の行(交換した部品、実施した整備)
請求書・領収書法定費用(検査手数料・重量税・自賠責保険料)と、整備の費用が別の行になっているか。預り法定費用の行は車検見積書の合計欄の読み方見積書の行すべて。差があれば行ごとに突き合わせる
自賠責保険証明書新しい保険期間が、車検証の有効期間をカバーしているか見積書の自賠責保険料の行。金額は法定費用早見表、2026年11月の改定前後の料率は自賠責保険料の新旧早見表
交換した部品(希望したとき)返してもらえる部品の有無・範囲は、確認した法令の条文では見つかっていない。希望する場合は、依頼のときに伝えて見積書や作業指示書に残してもらう見積書の交換部品の行(部品名・数量)

検査標章は、車検証がその効力を失ったときや、継続検査の結果、車検証の返付を受けられなかったときは、車に表示してはならないと定められています(道路運送車両法第66条第5項)。

引取り時に聞くこと

よくある質問

引取りのとき、どの書類を受け取り、見積書のどの行と照らしますか。

新しい車検証、検査標章、点検整備記録簿、請求書・領収書、自賠責保険証明書の5つです。記録簿は見積書の点検・整備の行、請求書・領収書は見積書の全行、自賠責保険証明書は自賠責保険料の行と照らします。

電子車検証は、有効期間をどう確認しますか。

電子車検証は券面に有効期間が載りません。ICタグを読む車検証閲覧アプリなどで確かめるか、業者に記録されていることを見せてもらいます。

見積になかった作業が請求書にあるときは、どうしますか。

承諾の記録(書面・メッセージ)の有無を確認し、その場で理由を聞きます。整備の要否や金額の妥当性は、このサイトでは判定しません。確認の順番は追加整備を勧められたときの確認の順番にあります。

このページでできること・できないこと

ここで示しているのは、受け取る書類の法令上の位置づけと、見積書の行との照らし方です。個別の請求の妥当性、整備内容の要否、部品の返却義務の有無は判定しません。自賠責保険証明書の保険期間の確認は、保険会社の案内でご確認ください。

出典(確認日2026-10-12):

このサイトは、車検の見積に関する一般的な情報を提供するものであり、個別の車の点検整備の要否を判定・保証するものではありません。実際の扱いは整備工場と国土交通省の案内でご確認ください。