自賠責保険料の構成(純保険料・付加保険料・賦課金)

見積書の自賠責の行に書かれた金額が、何に使われるお金なのかを整理します。保険料率は純保険料率と付加保険料率に分かれ、保険料には賦課金も含まれます。

自賠責保険料を構成する3つの部分

損害保険料率算出機構は、自賠責保険の保険料率を、純保険料率と付加保険料率に分けて説明しています。

部分何に充てられるか(原文の説明)
純保険料事故が発生したときに、保険会社が支払う保険金に充てられる部分(損害保険料率算出機構)
付加保険料保険会社が保険事業を行うために必要な経費などに充てられる部分(損害保険料率算出機構)
賦課金自賠責保険料に含まれ、政府保障事業、被害者支援、事故防止対策の費用になる(国土交通省)

国土交通省は、賦課金を「ある事業を行うことを目的に納付いただくお金のこと」と説明しています。同じページでは、政府保障事業(ひき逃げや無保険車による事故の被害者への塡補)に自家用乗用車1台あたり年間4円、被害者支援と事故防止対策に同じく年間125円と案内しています。金額は案内時点のもので、改定で変わることがあるため、最新の額は出典で確認してください。

見積書の自賠責の行は、構成の内訳ではなく合計の金額

車検の見積書には、自賠責保険料が1行の金額で載るのが一般的です。その金額は、上の3つの部分を含んだ保険料の合計です。自賠責保険料は、国土交通省や損害保険料率算出機構が示す基準料率の表と照合できる法定費用の行として見ます。受検日が令和8年の各改定の前か後かは、令和8年の車検費用の改定を日付順に整理したページで確認できます。

見積書の行この行の見方
自賠責保険料(24か月など)保険期間ごとの基準料率に基づく合計の金額。金額は新旧早見表と照合できる

保険期間の始期が2026年11月1日以降かどうかで、適用される基準料率が変わります。見積の月数が25か月と出る理由は自賠責が24か月でなく25か月と見積に出る理由に、2026年11月1日の改定の前後に受検するときの始期と金額の関係は改定前後に車検を受けるときにあります。見積の各行が法定費用かどうかは見積の項目チェックで仕分けられます。

よくある質問

Q. 自賠責保険料のうち、保険会社の取り分はどれですか。

保険会社が保険事業を行うために必要な経費などに充てられる部分が付加保険料です(損害保険料率算出機構)。保険料の何割かは、このページでは示しません。基準料率表に載っているのは合計の金額です。

Q. 賦課金は別に請求されますか。

国土交通省は、賦課金は自賠責保険料に含まれると案内しています。見積書に「賦課金」の行が別にあれば、名称と金額を業者に確認してください。

このページでできること・できないこと

保険料の構成の説明と、見積の自賠責の行の見方を示します。純保険料・付加保険料の割合、個別の保険会社の割引は扱いません。

出典(確認日2026-10-18):

このサイトは、車検の見積に関する一般的な情報を提供するものであり、個別の車の運行可否や手続きの要否を判定・保証するものではありません。実際の手続きは、車検証の記載と、運輸支局・市区町村の窓口の案内を確認してください。