輸入車の車検見積で国産車と変わる項目(OBD検査・診断機・部品の行)

輸入車の見積で国産車と違う点と、同じ点を、国の資料で確認できた範囲で仕分けます。

輸入車で変わるのはOBD検査の開始時期で、点検基準と法定費用の区分は同じ

自動車点検基準と法定費用の区分は、自動車の種類・用途・大きさで決まり、輸入車かどうかでは分かれていません。点検基準の条文に「輸入」の語はありません。国産車と行の出方が変わる点として国の資料で確認できたのは、次の表の電子装置の検査(OBD検査)の時期だけです。

見積書の行国産車との違い根拠・仕分け
検査手数料・自賠責保険料・自動車重量税輸入車かどうかでは決まらない。車の区分・期間・重量などで決まる法定費用早見表
OBD検査(電子装置の検査)始まりが1年遅い。国産車は令和6年10月1日、輸入車は令和7年10月1日から。対象は国産車が令和3年10月1日以降、輸入車が令和4年10月1日以降のフルモデルチェンジ車で、車検証に「OBD検査対象」と記載がある車国土交通省「OBD検査とは?(ユーザー向け)」。費用は工場ごとに設定される
技術情報管理手数料(400円)OBD検査の対象車でなくても負担する法定手数料。輸入車だけの区分は確認できていない技術情報管理手数料
OBD点検・故障診断の結果確認定期点検の項目「車載式故障診断装置の診断の結果」は車の出身国で分かれていない点検基準の別表。OBD検査・OBD点検
診断機の使用料・部品の取り寄せ・工賃の区分法令に金額や区分の定めはなく、国の資料にも輸入車の扱いは確認できていない。依頼先が設定する費用として読む費目チェックリスト

OBD検査は、対象車でも型式指定の日から2年かつ初回登録から10か月が過ぎるまでは対象になりません。対象かどうかは車検証の記載で確かめます。

見積書で診断機・部品・工賃の行を確かめる質問

警告灯が点いている場合は警告灯が点いた車の車検見積に、見積の行の種類別の案内は車検見積書の行の種類別ページ案内にあります。

よくある質問

Q. 輸入車だと、定期点検の項目や法定費用は国産車と変わりますか。

自動車点検基準と法定費用の区分は、自動車の種類・用途・大きさで決まり、輸入車かどうかでは分かれていません。点検基準の条文に「輸入」の語はありません。国の資料で国産車と違いが確認できたのは、電子装置の検査(OBD検査)の開始時期だけです。

Q. 輸入車のOBD検査は、いつから対象になりますか。

国土交通省の案内では、国産車は令和6年10月1日、輸入車は令和7年10月1日から始まります。対象は国産車が令和3年10月1日以降、輸入車が令和4年10月1日以降のフルモデルチェンジ車で、車検証に「OBD検査対象」と記載がある車です。対象車でも、型式指定の日から2年かつ初回登録から10か月が過ぎるまでは対象になりません。

Q. 診断機の使用料や部品の取り寄せの行は、どう読めばよいですか。

法令に金額や区分の定めはなく、国の資料にも輸入車の扱いは確認できていません。法定費用ではなく、依頼先が設定する費用として読みます。部品は品名・数量・単価・工賃が分かれているか、一式でまとまっているかを確かめます。取り寄せ費用や納期の相場は、一次資料で確認できていないため載せていません。

このページでできること・できないこと

ここで示しているのは、国の資料で確認できた輸入車のOBD検査の時期と、法定費用・点検基準の区分です。個別の輸入車に診断や部品の交換が必要かどうか、見積書の金額が妥当かどうかは判定しません。診断機・部品取り寄せ・工賃の費用の相場は載せていません。

出典(確認日2026-10-09):

このサイトは、車検の見積に関する一般的な情報を提供するものであり、個別の車の点検整備の要否を判定・保証するものではありません。実際の扱いは整備工場と国土交通省の案内でご確認ください。