リサイクル料金を預ける時期と、車検との関係
| 場面 | リサイクル料金 | 根拠 |
|---|---|---|
| 新車を買って最初の登録を受けるとき | 登録を受けるときまでに預託する(軽自動車は最初の自動車検査証の交付を受けるときまで) | 自動車リサイクル法第73条第1項 |
| 最初の登録(検査証の交付)の申請 | 預託したことを示す書面(預託証明書)の提示が必要。なければ登録や検査証の交付はされない | 同法第74条 |
| 2回目以降の車検(継続検査) | 車検のときに預託する制度は、平成20年1月31日に終了した | 環境省「知っておきたい自動車リサイクル法」Q04 |
| 新車購入時に負担していない車 | 使用済みとなって引取業者へ引き渡すときに負担する | 環境省 同Q04 |
| エアバッグやエアコンを後から付けた場合 | 廃車のときに払う。資金管理料金の支払いが再度必要 | 環境省 同Q05、法第73条第2項 |
車検のときに必要になるのは、リサイクル券のA券・B券を、車検証などと一緒に大切に保管しておくことです。環境省の案内に「A券及びB券は車検時及び使用済自動車を引き渡す時に必要」とあります。廃車のときに預託した場合は、リサイクル券は発行されず、引取証明書が発行されます。
見積書の行との仕分け
| 見積の行 | 法定費用か | 確かめること |
|---|---|---|
| 預り法定費用(検査手数料・重量税・自賠責) | 法定費用(金額は国や保険の料率で決まる) | 3つの内訳と金額が、法定費用早見表と合うか |
| 「リサイクル料金」「預託金」の行 | 3つの法定費用には入らない。別の制度の料金 | 何の費用か、なぜこの車で発生するのか、預託済みの確認はしたかを依頼先に聞く |
| 廃車・解体に関する行 | 車検の費用ではない | 車検の見積に載る理由を確かめる |
- 新車で買った車や、預託済みの中古車の車検では、リサイクル料金を車検のたびに払う仕組みはありません。環境省の案内の範囲では、継続検査時に預託する制度が終わっているためです。
- 見積にリサイクル料金の行が実際に載る事例の内訳は、確認できた資料がありません。そのため、行があっても金額の妥当性や理由は判定せず、何の費用かを依頼先に聞く形にとどめます。
- 預託済みかどうかは、自分で調べられます。自動車リサイクルシステムのサイトで、車台番号や登録番号から照会できます(環境省の案内)。
確認の質問の例:「見積のリサイクル料金の行は、何の費用ですか。」「この車のリサイクル料金は、すでに預託済みですか。」
よくある質問
Q. リサイクル料金は、車検のときに預けますか。
いいえ。環境省の案内では、リサイクル料金は原則として新車購入時に負担します。購入時に負担していない車は、使用済みとなって引取業者へ引き渡すときに負担します。継続検査(車検)のときに預託する制度は、平成20年1月31日に終了したと、同じ案内に書かれています。
Q. リサイクル料金は、見積書の預り法定費用に入りますか。
預り法定費用は検査手数料・自動車重量税・自賠責保険料の3つです。リサイクル料金は自動車リサイクル法に基づく別の制度の料金で、この3つには入りません。見積に行があるときは、何の費用か依頼先に聞いて確かめます。
Q. 預託したかどうかは、どう調べますか。
環境省の案内では、自動車リサイクルシステムのサイトで車台番号や登録番号を入力すると、リサイクル料金を照会できます。新車購入時に受け取ったリサイクル券(預託証明書)にも、預託したことが記されています。
Q. リサイクル料金の金額は、いくらですか。
メーカー、車種、エアバッグ等の装備によって1台ごとに異なります。このページでは金額を載せません。上の照会サイトで、自分の車の額を確かめられます。
このページでできること・できないこと
- できること:リサイクル料金を預ける時期、車検との関係、見積の行との区別を一次資料の範囲で確かめられます。
- できないこと:個別の車の預託状況や金額の判定、見積にあるリサイクル料金の行の妥当性の判定はしません。廃車の手続や重量税の還付は車検が残っている車を廃車にしたときの重量税の還付を、法定費用の全体は車検の法定費用の一覧と金額を決める主体をご覧ください。
出典(確認日2026-10-20):
- 環境省「知っておきたい自動車リサイクル法」Q03〜Q05・Q08 https://www.env.go.jp/recycle/car/faq.html
- e-Gov法令検索「使用済自動車の再資源化等に関する法律」第73条・第74条 https://laws.e-gov.go.jp/law/414AC0000000087